【先週のドル/円の動向と今週の主要イベント】
先週の米ドル/円(TFX)は反発。週初111.160で寄り付いた米ドル/円(TFX)は、強い米小売売上高や株価の上昇を受けて底堅い展開で推移し、111.905まで上昇いたしました。しかしながら週末に北朝鮮が米国との非核化についての協議の停止を検討していると報じられたことや、米経済指標が予想より弱かったこともあり111.380まで反落。111.510で引けました。
今週の主要経済指標は図のとおりです。21日には、FOMCとイギリスのEU離脱案の投票結果がはっきりします。
FOMCにおいては、以前からFEDメンバーが「辛抱強く政策金利を維持する」としているため政策金利の変更ないと予想されるものの、パウエルFRB議長はドットプロット(金利見通し)の公表などマーケットへの対話方法を見直していくという発言もあり、バランスシート政策の見直しと、今回発表される経済見通し・物価見通しに加え金利見通しなどFEDの対話ツールの方針変更についても注目しています。
また、20日(日本時間21日)のメイ首相のEU離脱案の採決については、これが承認されなければ21日からブリュッセルで開催されるEU首脳会議に間に合わず合意なき離脱の可能性が高まるため、おそらく承認されるものと思われます。
FOMCではバランスシート政策の見直しによるハト派的な内容で、イギリスの合意なき離脱懸念が後退する可能性が高いとすれば、マーケットはリスクオンに傾き易いのではないでしょうか?
また、21日から22日にかけておこなわれるEU首脳会議についても、メイ首相のEU離脱案が承認されればEU首脳会議での承認される可能性が高く、リスクオンと見ています。
ただし、20日にメイ首相案が否決された場合は、イギリス国内において25日より議会主導でEU離脱プロセスの議論がおこなわれるという形になるため、合意なき離脱懸念が高まります。
今週の主要経済指標は図のとおりです。21日には、FOMCとイギリスのEU離脱案の投票結果がはっきりします。
FOMCにおいては、以前からFEDメンバーが「辛抱強く政策金利を維持する」としているため政策金利の変更ないと予想されるものの、パウエルFRB議長はドットプロット(金利見通し)の公表などマーケットへの対話方法を見直していくという発言もあり、バランスシート政策の見直しと、今回発表される経済見通し・物価見通しに加え金利見通しなどFEDの対話ツールの方針変更についても注目しています。
また、20日(日本時間21日)のメイ首相のEU離脱案の採決については、これが承認されなければ21日からブリュッセルで開催されるEU首脳会議に間に合わず合意なき離脱の可能性が高まるため、おそらく承認されるものと思われます。
FOMCではバランスシート政策の見直しによるハト派的な内容で、イギリスの合意なき離脱懸念が後退する可能性が高いとすれば、マーケットはリスクオンに傾き易いのではないでしょうか?
また、21日から22日にかけておこなわれるEU首脳会議についても、メイ首相のEU離脱案が承認されればEU首脳会議での承認される可能性が高く、リスクオンと見ています。
ただし、20日にメイ首相案が否決された場合は、イギリス国内において25日より議会主導でEU離脱プロセスの議論がおこなわれるという形になるため、合意なき離脱懸念が高まります。