2月のOPEC産油高3054.9万バレル/dayと減産拡大で需給タイト化。

昨晩OPECから発表された月次報告によると、2月のOPEC産油量は日量3054.9万バレルと前月から22.1万バレルの減少となり、今年に入っての減産幅は100万バレルを超える。サウジアラビアの産油量が日量1008.7万バレルと前月から8.6万バレル減となり、協調減産のリーダーシップを発揮、サウジのやる気、本気度がうかがえる。米国制裁中のイランが日量274.3万バレルとほぼ横ばい。同じく独裁制政権で制裁中のベネズエラの産油量が日量100.8万バレルと前月から14.2万バレルの大幅減少、世界最大規模の埋蔵量を誇るが2、3年前の生産量に比べほぼ半減、この国終わってるぜ。