●刹那的な材料に一喜一憂
Brexitも大詰めに差し掛かっていますが、未だ暗中模索状態。また、米中貿易問題についても楽観論が広がりつつも、結果は発表されず。その時々の刹那的な材料に為替市場は一喜一憂するも、明確な方向性は醸成されずといった状況が続いています。いずれのイベントも結果が出てから対応しようということなのでしょう。
●トルコのチャートに変化が!
そんな中、色々なチャートを確認していると、トルコリラのチャートに変化が出始めていることに気付きました。とりわけ対ドルでの変化です。下記のチャートはドル/トルコリラの日足に200日移動平均線(赤)を記したものです。ちょっと分かりづらいかもしれませんが、ここ数日200日移動平均線を上回ってきているのです。言い換えると、ドル買い・トルコリラ売りが進んでいることを意味します。もちろん、まだ初期段階なので、ここから一段とその動きが強まるか見極めなければならないのですが、仮にその動きが強まった場合、トルコリラ円も下落することになるわけです。実際、トルコリラ円の日足チャートでも売りトレンドが発生し始めていることが確認できます。
トルコ中銀は先週6日の政策決定会合で金利の据え置きを発表しましたが、今月末の統一地方選を前にこのところ音なしの構えを見せているエルドアン大統領がいつ何時、利下げ圧力を強めることになるかもしれないとの観測が広がっています。また、今週月曜日に発表されたGDPは市場予想を下回るだけでなく、マイナス成長へ転落。さらには、このところトルコと米国間の緊張感の高まりもあり、トルコリラに対するネガティブ材料が事欠かない状況となっていることから、下値に対する警戒が必要な時間帯ではないかと考える次第です。じりじりした下げ(値動き)は意外にその変化に気付きにくいものです。万が一に備え、ストップ注文をしっかり入れておくことをお忘れなく。
●トルコのチャートに変化が!
そんな中、色々なチャートを確認していると、トルコリラのチャートに変化が出始めていることに気付きました。とりわけ対ドルでの変化です。下記のチャートはドル/トルコリラの日足に200日移動平均線(赤)を記したものです。ちょっと分かりづらいかもしれませんが、ここ数日200日移動平均線を上回ってきているのです。言い換えると、ドル買い・トルコリラ売りが進んでいることを意味します。もちろん、まだ初期段階なので、ここから一段とその動きが強まるか見極めなければならないのですが、仮にその動きが強まった場合、トルコリラ円も下落することになるわけです。実際、トルコリラ円の日足チャートでも売りトレンドが発生し始めていることが確認できます。
トルコ中銀は先週6日の政策決定会合で金利の据え置きを発表しましたが、今月末の統一地方選を前にこのところ音なしの構えを見せているエルドアン大統領がいつ何時、利下げ圧力を強めることになるかもしれないとの観測が広がっています。また、今週月曜日に発表されたGDPは市場予想を下回るだけでなく、マイナス成長へ転落。さらには、このところトルコと米国間の緊張感の高まりもあり、トルコリラに対するネガティブ材料が事欠かない状況となっていることから、下値に対する警戒が必要な時間帯ではないかと考える次第です。じりじりした下げ(値動き)は意外にその変化に気付きにくいものです。万が一に備え、ストップ注文をしっかり入れておくことをお忘れなく。