イーストン、今期経常を34％下方修正

　ルネサスイーストン <9995> が3月13日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の11.9億円→7.8億円(前期は21億円)に34.5％下方修正し、減益率が43.5％減→62.9％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.8億円→0.7億円(前年同期は10.3億円)に84.7％減額し、減益率が53.3％減→92.9％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第４四半期に於きまして、米中貿易摩擦の影響による中国経済の減速等により、産業・自動車分野向けのマイコン等の需要が急減し、売上高が前回予想を大きく下回る見込みとなりました。また、利益面では売上高の減少と、売上原価の上昇により、売上総利益が大きく計画を下回る見込みとなりました。これらにより、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益も予想を下回る見込みとなったため、通期の連結業績予想を修正いたします。 ※１株当たり当期純利益の算出にあたり、今回修正予想では2019年3月12日時点までの期中平均株式数（自己株式数を除く）を用いております。なお、株式付与型ＥＳＯＰ信託口及び持株会型ＥＳＯＰ信託口が保有する株式（2019年3月12日時点：2,140,000株）についても、自己株式に含めております。上記の予想は本資料発表日現在において想定できる経済情勢、市場動向などを前提としています。実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。