原油は需給タイト化へ
原油相場は、需給引き締まり観測から底固い展開が続くと見ています。OPECなどの生産調整が順調に進む中、供給過剰が解消し、需給引き締まり観測が高まっています。週末ベーカーヒューズが発表した米国内の稼働中の原油リグは843基となり、前週の853基から10基減少。シェールオイル増産の兆候が乏しい一方、株式など外部環境も地合も安定しており、押し目買い優勢の地合が続きそうです。トランプ大統領は、原油高に批判的で、60ドル台から更に大きく上昇する展開を想定することは難しいが、50ドル台中盤から後半の値位置に割高感はありません。
WTIは10/3高値76.9ドルから12月安値42.36ドルの半値戻し59.63ドル、2/4高値55.75ドルから2/11安値51.23ドルの倍返しが60.27ドルで今週は60ドルにトライするシーンもありそうです。
WTIは10/3高値76.9ドルから12月安値42.36ドルの半値戻し59.63ドル、2/4高値55.75ドルから2/11安値51.23ドルの倍返しが60.27ドルで今週は60ドルにトライするシーンもありそうです。