昭栄薬品<3537>は8日、2019年3月期第3四半期(18年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.5%増の155.75億円、営業利益が同14.6%減の2.38億円、経常利益が同8.3%減の3.31億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同10.9%減の2.21億円となった。
化学品事業は、国内主要得意先の生産・販売活動が概ね堅調に推移し、既存得意先への輸入商材の拡販や香粧品分野を中心とした新規取引先の開拓等に努めたが、利益面では一部原材料価格(油脂相場価格)の変動や運送費等の高騰化による影響を受けた。
日用品事業は、個人消費が本格的な回復に至っていないものの、新規取引先の開拓や既存得意先への新アイテムの提案、インターネット販売での当社オリジナル商品の拡販等に努めた。
土木建設資材事業は、当事業の取扱商品とのかかわりの深い地盤改良工事、コンクリート補修補強工事の案件が少なかったことで工事に使用する材料・添加剤等の販売は低調となった。ただ、環境関連薬剤の販売は比較的規模の大きい環境改善工事への環境関連薬剤を継続して納入し、順調に推移した。
2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.5%増の207.00億円、営業利益が同5.3%減の3.16億円、経常利益が同3.3%減の4.36億円、当期純利益が同4.8%減の2.99億円とする5月9日に公表した業績予想を据え置いている。
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化学品事業は、国内主要得意先の生産・販売活動が概ね堅調に推移し、既存得意先への輸入商材の拡販や香粧品分野を中心とした新規取引先の開拓等に努めたが、利益面では一部原材料価格(油脂相場価格)の変動や運送費等の高騰化による影響を受けた。
日用品事業は、個人消費が本格的な回復に至っていないものの、新規取引先の開拓や既存得意先への新アイテムの提案、インターネット販売での当社オリジナル商品の拡販等に努めた。
土木建設資材事業は、当事業の取扱商品とのかかわりの深い地盤改良工事、コンクリート補修補強工事の案件が少なかったことで工事に使用する材料・添加剤等の販売は低調となった。ただ、環境関連薬剤の販売は比較的規模の大きい環境改善工事への環境関連薬剤を継続して納入し、順調に推移した。
2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.5%増の207.00億円、営業利益が同5.3%減の3.16億円、経常利益が同3.3%減の4.36億円、当期純利益が同4.8%減の2.99億円とする5月9日に公表した業績予想を据え置いている。
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