FRB高官の発言に注目
昨日のドル/円は下値が堅かった。一時109.50円台まで弱含む場面もあったが、NY市場では米国債入札後の長期金利持ち直しを受けて110.00円前後へと反発した。ただし、今回も終値での110円台回復はならなかった。このため、日足チャート上には「毛抜き天井」を彷彿させるロウソク足が3本並んだ。
米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ休止の姿勢を打ち出したにもかかわらず、米長期金利は底堅く、ドルは堅調に推移している。そうした中、日本時間9時から行われるパウエルFRB議長の講演が注目されよう。先週30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で示したハト派スタンスをさらに強調するようならドルが押し下げられる可能性もある。その他、本日はクオールズFRB副議長やクラリダFRB副議長など、FRB高官の発言機会が多く予定されている。
米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ休止の姿勢を打ち出したにもかかわらず、米長期金利は底堅く、ドルは堅調に推移している。そうした中、日本時間9時から行われるパウエルFRB議長の講演が注目されよう。先週30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で示したハト派スタンスをさらに強調するようならドルが押し下げられる可能性もある。その他、本日はクオールズFRB副議長やクラリダFRB副議長など、FRB高官の発言機会が多く予定されている。