荏原実業、前期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

配信元:株探
投稿:2019/02/05 15:30
 荏原実業 <6328> が2月5日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。18年12月期の連結経常利益を従来予想の20億円→22億円(前の期は18.4億円)に10.0%上方修正し、増益率が8.2%増→19.0%増に拡大し、従来の15期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億円→4億円(前年同期は3.8億円)に2.0倍増額し、一転して5.3%増益計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の50円→60円(前の期は50円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高は、前回発表予想を若干下回る見込みですが、選別受注、原価低減努力等により売上総利益率が想定を上回ったことに加え、販売費及び一般管理費の減少も加わり、営業利益以下各利益について前回発表予想を上回る見込みです。

 当社は、株主の皆様に対して安定的配当を継続して実施することを経営の重要課題とした上で、内部留保にも意を用い、研究開発、設備投資に備えるなどして、業績の向上と財務体質の強化に努めることを利益配分の基本方針としております。このような方針の下、当社グループの業績及び今後の経営環境等を勘案した結果、株主の皆様に対する利益還元の充実を目的に、2018年12月31日を基準日とする2018年12月期末配当の予想を、1株当たり25円から10円増配し、1株当たり35円に上方修正することといたしました。これにより、既に実施しております第2四半期末配当金25円と合わせた年間配当は、1株当たり60円となる見込みです。(注)上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報及び想定できる経済情勢、市場動向などを前提として作成したものであり、今後の様々な要因により、予想と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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