ＪＲ九州、今期経常を3％上方修正

　ＪＲ九州 <9142> が2月4日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.0％減の526億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の626億円→644億円(前期は670億円)に2.9％上方修正し、減益率が6.6％減→3.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の275億円→293億円(前年同期は330億円)に6.5％増額し、減益率が16.7％減→11.2％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比13.4％減の175億円に減り、売上営業利益率は前年同期の17.8％→16.3％に低下した。

株探ニュース