今夜の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2019/01/31 15:35

今夜の注目材料は

東京市場のドル/円は、前日終盤の流れを引き継いで弱含む展開でした。一時108.60円まで値を下げましたが、日経平均株価が堅調を維持する中で下値も限られました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

1/31(木)
16:45 仏1月消費者物価指数・速報値
17:00 クーレECB理事、講演
17:55 独1月1月失業者数
17:55 独1月1月失業率
18:30 南ア12月卸売物価指数
19:00 ユーロ圏12月失業率
19:00☆ユーロ圏10-12月期GDP・速報値
19:15 メルシュECB専務理事、講演
21:00 南ア12月貿易収支
21:30 米1月チャレンジャー人員削減数
22:30 カナダ11月GDP
22:30 カナダ12月鉱工業製品価格
22:30 カナダ12月原料価格指数
22:30 米10-12月期雇用コスト指数
22:30☆米新規失業保険申請件数
23:45☆米1月シカゴPMI
24:00 米11月新築住宅販売件数
25:00 バイトマン独連銀総裁、講演
30:00 米11月証券投資動向
30:01☆アマゾン10-12月期決算
-----☆米中閣僚級通商協議(ワシントン、最終日)

※☆は特に注目の材料

米連邦公開市場委員会(FOMC)後は、ドル安の流れが強まっています。そんな中にあってもドル/円が108円台後半で踏みとどまっているのは、株高・円安の動きに支えられているためです。逆に言えば、もし株が崩れたらドル/円も調整を深める事になるという事でしょう。アマゾンの決算や米中通商協議が注目されそうです。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想