フォスター、今期経常を60％上方修正

　フォスター電機 <6794> が1月30日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比53.8％減の40.1億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の25億円→40億円(前期は90.6億円)に60.0％上方修正し、減益率が72.4％減→55.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3億円→18億円(前年同期は50.8億円)に6.0倍増額し、減益率が94.1％減→64.6％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比61.6％減の18.1億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.9％→4.2％に大幅悪化した。

株探ニュース