■12月25日(火)■明日の相場展望  ~ 計算される最後の節目は? ~

著者:橋本明男
投稿:2018/12/25 18:05

理屈の通らないのも又相場

最後の節目 18680円


連休の間にニューヨーク市場も急落しました。昨日のニューヨークダウは653ドル安、これを受けまして今日の東京市場、ボロボロに売られまくられました。東証一部で値上がりしたのはわずか27銘柄。全面安。

日経平均は 1010円安 19155円
トピックスは 72.64ポイント安 1415.55ポイント
出来高は概算 17億2千万株で終わっております。

日経平均は下値の節目という節目をこの一週間ですんなり割り込み、次なる下値の節目は18680円しかありません。今日の大引けからあと475円下です。私は最悪の場合でも年内下げて19500円と計算しておりましたので、今日の大引けは最悪を350円も大きく割り込んでしまったわけで、一体何がここまで売らせるのか?理解に苦しんでおります。

しかし、理屈の通らないのも又相場、今日の大引けが相場としては正しいのです。日経平均の25日線との乖離率は、何と10.87%。これは16年1月21日の11.67%に次ぐ暴落です。株価としては十分すぎる位下げておりますので、底さえ入れば日経平均は2000円位、楽に戻って来ます。わずか2ヶ月あまりで5000円以上、この一週間で3400円も下げているのですから、あと470円位辛抱しましょう。

個別銘柄はほとんどが底値指数を割り込んでオーバーシュートの売られ過ぎ。ここからの安い所は、買って買って買いまくる。短期で2000円戻ったら、一旦売りが出来ます。

さて、明日の相場やいかに。


では御健闘を祈ります。
橋本明男
株×株 最高顧問
配信元: 達人の予想