ETF売買動向＝12日大引け、全銘柄の合計売買代金2221億円

　12日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比6.4％減の2221億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同5.9％減の2118億円だった。

　個別ではＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> 、ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> 、ダイワ電力・ガス上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1644> 、ＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> が新高値。ラッセル野村小型コアインデックス連動型上場投信 <1312> 、ＮＥＸＴ　ブルサ・マレーシア <1560> 、ＮＥＸＴ　Ｒ／Ｎファンダメンタル <1598> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　インドブル <2046> が4.52％高、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> が4.12％高、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> が3.90％高、東証マザーズＥＴＦ <2516> が3.70％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.58％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.23％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が454円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1361億9500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1718億1500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が360億1800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が136億5200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が96億9000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が59億3600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が28億7800万円の売買代金となった。

株探ニュース