ポンド売り強まる 保守党内からメイ首相不信任の書簡が提出との報道＝ＮＹ為替

　先ほどポンドが急速に売られる場面が見られ、ポンドドルは１．２５割れ寸前まで下げ幅を拡大した。与党・保守党内で明確な離脱を主張するユーロピアン・リサーチ・グループ（ＥＲＧ）の４８名から、党内の１９２２年委員会に対し、メイ首相の不信任を示す書簡が提出された。１９２２年委員会は保守党内で重要な組織の１つで、議員の意見や動向を党首に伝える重要な機能。

　人数が以前よりも増えており、メイ首相の党首としての不信任案の投票まで発展するか警戒される動き。

　ポンド円も一時１４１．７０円近辺まで下げ幅を拡大。

GBP/USD　1.2526　GBP/JPY　142.10　EUR/GBP　0.9038

minkabu PRESS編集部　野沢卓美