ETF売買動向＝11日大引け、全銘柄の合計売買代金2372億円

　11日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比6.6％増の2372億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同6.6％増の2251億円だった。

　個別ではダイワ４００インバースインデックス <1465> が新高値。ＵＢＳ　欧州通貨圏株 <1387> 、ＴＯＰＩＸブル２倍上場投信 <1568> 、ＭＡＸＩＳトピックス上場投信 <1348> 、上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> 、ダイワＴＰＸレバレッジ（２倍）指数 <1367> など57銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> が3.70％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.01％安、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> は3.49％安、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> は3.39％安、ＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> は3.38％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が71円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1469億8700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1829億3900万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が410億6600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が106億6900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が98億7400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が42億8200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が32億6500万円の売買代金となった。

株探ニュース