アイ・テック、今期最終を一転26％増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ

　アイ・テック <9964> [ＪＱ] が12月3日昼(11:30)に業績修正を発表。19年3月期の連結最終利益を従来予想の26億円→35億円(前期は27.6億円)に34.6％上方修正し、一転して26.5％増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の10.1億円→19.1億円(前年同期は11.9億円)に88.4％増額し、一転して60.1％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、平成28年８月２日付「固定資産の取得に関するお知らせ」にて公表しておりました相馬支店・工場の建設において、平成30年11月30日付で経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金」について津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助事業事務局より確定通知書を受領いたしました。これに伴い、平成31年３月期第３四半期において1,286百万円を補助金収入として特別利益に計上いたします。　上記、特別利益の計上により、通期連結業績及び個別業績が前回予想を上回る見込みとなりましたので、平成31年３月期の通期業績予想を修正いたします。(注)上記の業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。