ETF売買動向＝29日前引け、農中Ｊリート、ＭＸ高利Ｊリが新高値

　29日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比13.1％増の1289億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同11.2％増の1225億円だった。

　個別ではＳＭＡＭ　東証ＲＥＩＴ指数上場投信 <1398> 、ｉシェアーズ　オートメーション＆ロボット　ＥＴＦ <2522> 、ｉシェアーズ・コア　Ｊリート　ＥＴＦ <1476> 、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> 、ＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> など8銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が3.70％高、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が3.26％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は6.54％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は3.83％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は3.33％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が201円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金837億3500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金727億8600万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFでは日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が131億2700万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が129億7400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が45億5800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が18億4900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が17億9600万円の売買代金となった。

株探ニュース