株価はそろそろ底打ち?それとも下がる?【2018/11/26-11/30】

著者:横山利香
投稿:2018/11/25 11:37

そろそろ動きが出る可能性も

日経平均株価は11月22日木曜日、2万1,646.55円で取引を終えました。前回「調整の途中であり、二番底狙いなのか上昇トレンドの押し目なのかを見極めるためにはもう少し時間がかかる」と解説しました。
株価は調整が続き、目標株価の範囲内で取引を終えました。

米国の株式市場は、ニューヨークダウとナスダックともに調整が続きました。
ドル円相場は小動きの一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、株価は2万2,000円を割り込んでの推移が続いていて、いまだ調整が続いています。二番底狙いなのか上昇トレンドの押し目なのか、そろそろ動きが出るでしょうから、底打ちを確認してからの参戦でよいでしょう。
目標上値は2万2,300円、下値は2万1,000円、それぞれプラスマイナス150円とします。
足元は底打ちを確認できれば上昇に転じる可能性が考えられ、例年通り年末年始のラリーを期待したいところです。ただし、中期的なトレンドラインに上値をおさえられる可能性も否定できません。その場合には戻り売りにおされる可能性がありますから、株価が安いタイミングを狙った逆張り戦略の短期売買を中心に考えるとよいでしょう。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想