キャンバス<4575>は15日、現在進行中の抗癌剤「CBP501」フェーズ1b試験の用量漸増相に関するデータの中間とりまとめ終了を発表。CBP501フェーズ1b試験用量漸増相の詳細は、今回の中間とりまとめの後に取得されるデータと併せて、2019年第1四半期(1‐3月)に学会発表される予定だ。
拡大相の対象癌腫選定に関連する主な結果は、膵臓癌では薬効評価可能な4例中部分奏効1例、治療継続中1例、直腸大腸癌では薬効評価可能な4例中長期の病勢安定1例、このほか卵巣癌・胆管癌などの癌腫で有望な薬効の兆候が示され、比較的多数の既治療歴を有する患者を対象とした臨床第1相試験としては良好な内容と判断できたとしている。
膵臓癌・直腸大腸癌について免疫チェックポイント阻害剤ニボルマブ(オプジーボ)単独ではほとんど効果がないことがわかっており、併用などによって効果を発揮させる競争が世界的に活発化している。同社は、自社創出の抗癌剤候補化合物CBP501について、免疫チェックポイント阻害剤ニボルマブ(オプジーボ)およびシスプラチンとの併用により米国FDAの規制下でフェーズ1b試験を実施しており、2018年内には膵臓癌・直腸大腸癌を対象とした拡大相試験の開始を予定している。
<SF>
拡大相の対象癌腫選定に関連する主な結果は、膵臓癌では薬効評価可能な4例中部分奏効1例、治療継続中1例、直腸大腸癌では薬効評価可能な4例中長期の病勢安定1例、このほか卵巣癌・胆管癌などの癌腫で有望な薬効の兆候が示され、比較的多数の既治療歴を有する患者を対象とした臨床第1相試験としては良好な内容と判断できたとしている。
膵臓癌・直腸大腸癌について免疫チェックポイント阻害剤ニボルマブ(オプジーボ)単独ではほとんど効果がないことがわかっており、併用などによって効果を発揮させる競争が世界的に活発化している。同社は、自社創出の抗癌剤候補化合物CBP501について、免疫チェックポイント阻害剤ニボルマブ(オプジーボ)およびシスプラチンとの併用により米国FDAの規制下でフェーズ1b試験を実施しており、2018年内には膵臓癌・直腸大腸癌を対象とした拡大相試験の開始を予定している。
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