ドル/円、決め手欠く
昨日の海外市場は、英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitを巡る混乱でリスク回避の円買いが先行。ドル/円は一時113.10円前後まで下落する場面もあった。しかしその後は、米国が新たな対中関税の発動を保留するとの報道を受けて米国株が反発する中、113円台後半に持ち直した。
もっとも、「Brexitを巡る混乱」とはいいながら、ポンドが急落した一方で英国株と英国債は堅調に推移しており、パニック感は乏しい。また、米国の対中関税保留についても、米通商代表部(USTR)が否定声明を発表しており、信憑性に欠ける。いずれの話題もドル/円相場の趨勢を決定付ける材料にはならないと見られ、本日も113円台でもみ合う展開が続きそうだ。
もっとも、「Brexitを巡る混乱」とはいいながら、ポンドが急落した一方で英国株と英国債は堅調に推移しており、パニック感は乏しい。また、米国の対中関税保留についても、米通商代表部(USTR)が否定声明を発表しており、信憑性に欠ける。いずれの話題もドル/円相場の趨勢を決定付ける材料にはならないと見られ、本日も113円台でもみ合う展開が続きそうだ。