エネルギーはかなり溜まっている…!?
◆小幅ながらも、昨日も「往って来い」…
※ご注意:予想期間は11月15日と表示されていますが、本日(11月14日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
前日に続き、昨日も揺れ動く展開でした。
NYダウ急落を背景にした日経平均は、寄り付きから20分ほどで780円超の急落を見せました。
また上海株も1%超安で寄り付くなど“株安の連鎖”は顕著であり、ドル円は一時113.577円へと売り込まれました。
しかし“想定レンジ下限(113.50円)”を下回ることはなく、また前者には“押し目買いニーズ”、後者には“当局の景気対策期待”が入ったことから、その後は緩やかに下げ渋りに転じました。
一方、米中貿易戦争懸念の緩和を促す「中国副首相が訪米」との報道を背景に、欧州タイムには114.144円まで値を切り上げる場面も見られました。
しかしながらこちらも“想定レンジ上限(114.20円)”には届かず、Brexit懸念を後退させる「英国-EUが草案で合意」報道を機に台頭した“ボンド買い戻し⇒ドル売り”もあって、押し戻されていきました。
なお懸念された“伊修正予算案”ですが、「修正拒否」の姿勢を続けたものの、前日に動いたこともあり、昨日は大きな反応は見られませんでした。
◆「方向感は定まらない」が続くが、「エネルギーは溜まってきた」…?
こうして「揺れ動きすれども、方向感は定まらず」を地で往く展開となり、前日に続き“長い上髭・下髭を伴う寄引同時線(十字線)”を描く「往って来い」を演じました。
本日も“前記レンジ両端(113.50/114.20円)”には分厚いドル買い/ドル売りオーダーが待ち構えているとされていますので、「動きづらい」「方向感は定まらない」は続く可能性は高そうに思います。
ただ本日は“中国小売売上高/鉱工業生産”が予定されていますので、昨日の「劉鶴・中国副首相が訪米」報道を合わされば、思った以上に“上海株が動意付く”可能性があります。
後退したBrexit問題も、本日開催される英特別閣議次第では“思惑で乱高下”という可能性が残ります。
何より前記レンジ内の保ち合いで、“エネルギーはかなり溜まっている(きた?)”と考えるのが自然です。
本日も「揺れ動き」「往って来い」が基本なのでしょうが、そろそろ「いずれかにブレイク」の時期が近付いているのかもしれません。
そして“直近の動き(原油続落/株急落/米利回り低下)”に対する反動、そして“にわか上値期待は台頭していない(逆に下値懸念の方が多い?)”ということを鑑みれば、「上方向の可能性が高い」と考えますが…?
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:114.548(10/4高値)
上値4:114.411(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:114.202(11/12-13高値)
上値2:114.112(ピボット1sレジスタンス)
上値1:114.000(大台)
前営業日終値:113.812
下値1:113.577(11/13安値、ピボット1stサポート)
下値2:113.471(11/8安値)
下値3:113.382(日足・一目均衡表転換線、50月移動平均線、11/7~11/12の61.8%押し)
下値4:113.277(ピボット2ndサポート)
下値5:113.123(10/26~11/12の38.2%押し)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
10:53 ドル円 抵抗・支持ライン追加
※ご注意:予想期間は11月15日と表示されていますが、本日(11月14日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
前日に続き、昨日も揺れ動く展開でした。
NYダウ急落を背景にした日経平均は、寄り付きから20分ほどで780円超の急落を見せました。
また上海株も1%超安で寄り付くなど“株安の連鎖”は顕著であり、ドル円は一時113.577円へと売り込まれました。
しかし“想定レンジ下限(113.50円)”を下回ることはなく、また前者には“押し目買いニーズ”、後者には“当局の景気対策期待”が入ったことから、その後は緩やかに下げ渋りに転じました。
一方、米中貿易戦争懸念の緩和を促す「中国副首相が訪米」との報道を背景に、欧州タイムには114.144円まで値を切り上げる場面も見られました。
しかしながらこちらも“想定レンジ上限(114.20円)”には届かず、Brexit懸念を後退させる「英国-EUが草案で合意」報道を機に台頭した“ボンド買い戻し⇒ドル売り”もあって、押し戻されていきました。
なお懸念された“伊修正予算案”ですが、「修正拒否」の姿勢を続けたものの、前日に動いたこともあり、昨日は大きな反応は見られませんでした。
◆「方向感は定まらない」が続くが、「エネルギーは溜まってきた」…?
こうして「揺れ動きすれども、方向感は定まらず」を地で往く展開となり、前日に続き“長い上髭・下髭を伴う寄引同時線(十字線)”を描く「往って来い」を演じました。
本日も“前記レンジ両端(113.50/114.20円)”には分厚いドル買い/ドル売りオーダーが待ち構えているとされていますので、「動きづらい」「方向感は定まらない」は続く可能性は高そうに思います。
ただ本日は“中国小売売上高/鉱工業生産”が予定されていますので、昨日の「劉鶴・中国副首相が訪米」報道を合わされば、思った以上に“上海株が動意付く”可能性があります。
後退したBrexit問題も、本日開催される英特別閣議次第では“思惑で乱高下”という可能性が残ります。
何より前記レンジ内の保ち合いで、“エネルギーはかなり溜まっている(きた?)”と考えるのが自然です。
本日も「揺れ動き」「往って来い」が基本なのでしょうが、そろそろ「いずれかにブレイク」の時期が近付いているのかもしれません。
そして“直近の動き(原油続落/株急落/米利回り低下)”に対する反動、そして“にわか上値期待は台頭していない(逆に下値懸念の方が多い?)”ということを鑑みれば、「上方向の可能性が高い」と考えますが…?
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:114.548(10/4高値)
上値4:114.411(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:114.202(11/12-13高値)
上値2:114.112(ピボット1sレジスタンス)
上値1:114.000(大台)
前営業日終値:113.812
下値1:113.577(11/13安値、ピボット1stサポート)
下値2:113.471(11/8安値)
下値3:113.382(日足・一目均衡表転換線、50月移動平均線、11/7~11/12の61.8%押し)
下値4:113.277(ピボット2ndサポート)
下値5:113.123(10/26~11/12の38.2%押し)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
10:53 ドル円 抵抗・支持ライン追加