Ａ＆ＤがＳ高、子会社ホロンなど好調で１９年３月期業績予想を上方修正◇

　エー・アンド・デイ<7745.T>が続急騰し、ストップ高の９８０円に買われている。６日の取引終了後、１９年３月期の連結業績予想について、売上高を４７３億円から４９３億円（前期比１１．７％増）へ、営業利益を２７億円から３３億円（同３８．７％増）へ、純利益を２０億円から２４億円（同３１．３％増）へ上方修正したことが好感されている。

　上期において、新たに子会社化したホロン<7748.T>を中心にした半導体機器関連や、自動車業界における活発な設備投資を背景にした計測・制御シミュレーションシステム（ＤＳＰシステム）がそれぞれ好調に推移したことが業績を押し上げており、この好況が下期も継続すると見込まれることが要因としている。また、研究開発費を含む販管費の効率的な運用に努めていることも寄与する見通しという。

　同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高２１０億３００万円（前年同期比１０．０％増）、営業利益３億４８００万円（同１０．７％増）、純利益３億５００万円（同７５．３％増）だった。なお、足もとの業績好調に伴い、従来５円を予定していた中間配当を７円に引き上げるとあわせて発表した。

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出所：minkabuPRESS