ダウ・デュポンが大幅高 コスト削減目標を上方修正＝ダウ採用銘柄

　ダウ・デュポンが大幅高となっておりダウ平均をサポートしている。７－９月期決算を発表しており、売上高は予想を下回ったものの１株利益は予想を上回った。ＥＢＩＴＤＡも予想を上回っている。

　同社は経営統合によりコスト削減目標を掲げているが、それを従来から３億ドル増加し３６億ドルとした。２０１５年の経営統合に掲げた３０億ドルから６億ドル増加している。売り上げに関してはコスメや塗料、梱包材の好調な販売が支援し、また、新たに３０億ドルの自社株買い計画も発表している。

　１０－１２月期に関しては自動車や太陽光発電の回復がなお底堅いと見ており、関税の影響もないとしている。

（７－９月・第３四半期）
・1株利益（調整後）:0.74ドル（予想:0.71ドル）
・売上高:201.2億ドル（予想:202.3億ドル）
・営業EBITDA：38.3億ドル（予想：37.2億ドル）

（NY時間11:37）
ダウ・デュポン　58.09（+4.17　+7.73%）

minkabu PRESS編集部　野沢卓美