ＫＤＤＩなど通信株が軒並み安、ＮＴＴドコモの料金引き下げで業績悪化懸念◇

　大手通信株が軒並み安。ＫＤＤＩ<9433.T>が前日に比べ一時約１６％安と急落し１４年１０月以来以来、４年ぶりの安値圏に下落しているほか、ＮＴＴドコモ<9437.T>が１２％安、ソフトバンクグループ<9984.T>も８％安に売られた。ＮＴＴドコモが３１日、携帯電話の通信料金を１９年度第１四半期（４～６月）に２～４割程度引き下げると発表。これを受け、大手通信会社には業績悪化懸念が膨らんだ。ＫＤＤＩやソフトバンクグループは日経平均株価への影響度の大きい銘柄であり、大手通信株の大幅安がこの日の全体相場の押し下げ役となっている格好だ。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：minkabuPRESS