逆相関のNY金に上値つかえ感
10月23日当欄で『~前略)。チャート形状は急激に悪化しており、8月安値(21851.32円)、V=21564.43円、N=20773.26円などが下値目標値。早々に200日移動平均線を回復しないと、下値ターゲットが意識される流れへ。今晩のNYダウが一目均衡表の雲の下限と重なる200日移動平均線を割り込むと、一時的にテクニカル的な売り圧力が高まる可能性。10月11日に付けた下ヒゲ安値を維持できないなら、24000ドルも見えてくる。』と指摘したが、日経225は20790円(10/29安値)まで、NYダウは24122.23ドル(10/29安値)までの続落となった。
ただし、日経225は3営業日連続で、心理的節目21000円をザラバで割り込むも、下ヒゲ形成しながら終値ベースで同水準を維持。NYダウも29日は、高値も売られたが、安値も買い拾われて、上下に長いヒゲを形成した。
株価との逆相関のNY金の動きを見ると、心理的節目1250ドルを前に、連続して上ヒゲを形成しており、やや上値抵抗感が感じられる形状となっている。20日間・50日間高値を上抜いており、中長期の上昇トレンドは開始されたばかりだが、短期的には調整含みだ。そうなると、内外の株価も一旦は下げ一服で、自律反発。中間選挙の結果を待つ動きとなるかもしれない。
株価が戻り売りから押し目買いに転じる為には、中間選挙後に予定されているG20での会談で、米中双方の妥協が必要であろう。北朝鮮問題と合わせて、水面下の調整が進んでいるか否かの判断は、NY金の1250ドル水準の攻防を、一つのヒントとしたい。
ただし、日経225は3営業日連続で、心理的節目21000円をザラバで割り込むも、下ヒゲ形成しながら終値ベースで同水準を維持。NYダウも29日は、高値も売られたが、安値も買い拾われて、上下に長いヒゲを形成した。
株価との逆相関のNY金の動きを見ると、心理的節目1250ドルを前に、連続して上ヒゲを形成しており、やや上値抵抗感が感じられる形状となっている。20日間・50日間高値を上抜いており、中長期の上昇トレンドは開始されたばかりだが、短期的には調整含みだ。そうなると、内外の株価も一旦は下げ一服で、自律反発。中間選挙の結果を待つ動きとなるかもしれない。
株価が戻り売りから押し目買いに転じる為には、中間選挙後に予定されているG20での会談で、米中双方の妥協が必要であろう。北朝鮮問題と合わせて、水面下の調整が進んでいるか否かの判断は、NY金の1250ドル水準の攻防を、一つのヒントとしたい。