テセック、今期経常を36%上方修正、配当も10円増額

配信元:株探
投稿:2018/10/30 15:30
 テセック <6337> [JQ] が10月30日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の9.4億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の10.3億円→14億円(前期は8.9億円)に35.9%上方修正し、増益率が15.7%増→57.3%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比25.6%減の4.5億円に減る計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の40円→50円(前期は40円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比6.3倍の4.7億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.7%→22.7%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  半導体製造装置市場が堅調に推移するなか、主要市場において新規顧客を獲得するなど、付加価値の高い車載向けパワーデバイス用検査装置の受注が計画を上回って推移していることから、売上、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも期初の予想値を上回る見通しとなりましたので、平成30年5月15日に公表した通期業績予想を上記のとおり修正いたします。

  当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題の一つとして認識しており、配当につきましては業績推移等を総合的に勘案しつつ、安定的な配当の継続を基本方針としております。このような方針に基づき、平成31年3月期通期連結業績予想数値の修正を踏まえ、平成31年3月期の1株当たり期末配当金を、従来予想より10円増額の50円に修正いたします。※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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