特殊陶、今期経常を7%下方修正

配信元:株探
投稿:2018/10/29 14:00
 日本特殊陶業 <5334> が10月29日後場(14:00)に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.5%減の338億円となったが、従来の3.6%増益予想から一転して減益で着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の750億円→696億円(前期は690億円)に7.2%下方修正し、増益率が8.5%増→0.7%増に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比4.0%増の357億円に伸びる計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比20.9%減の139億円に減り、売上営業利益率は前年同期の16.2%→13.5%に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  平成31年3月期通期の連結業績予想につきましては、自動車関連事業において欧米、中国市場での販売予想が期初予想を下回ること、また半導体製造装置向け需要の下振れから、平成30年4月27日に公表した業績予想を下回る見込みとなりましたので上記の通り修正いたします。 なお、業績見通しにおける下期の為替レートは、1US$=110円、1EURO=130円を前提とします。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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