日金銭、上期経常を一転32%増益に上方修正、通期も増額

配信元:株探
投稿:2018/10/15 15:30
 日本金銭機械 <6418> が10月15日大引け後(15:30)に業績修正を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の8億円→14億円(前年同期は10.6億円)に75.0%上方修正し、一転して31.6%増益見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の13億円→18億円(前期は11.5億円)に38.5%上方修正し、増益率が12.8%増→56.3%増に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.為替差益の発生  最近の円安傾向によって、外貨建資産の決済差益並びに換算差益が発生いたしました。第2四半期決算において、  営業外収益として3億86百万円の為替差益を計上いたします。なお、米ドルの前期末日レートは106円31銭、当第2四  半期末日レートは113円60銭でありました。2.業績予想の修正の理由  北米ゲーミング事業では、米国の税制改正がきっかけと見られるカジノホールの設備投資が上向いたことで、当社 グループの紙幣識別機ユニットやプリンターユニットの売上高が増加いたしました。  利益面では、北米ゲーミング事業の増収効果とともに、前期に実施いたしました遊技場向機器事業における再構築 プランについて成果を得つつあり、第2四半期、通期ともに、営業利益以下全て前回予想値を上回る見通しでありま  す。  なお、下半期の米ドル為替レートを110円と想定しており、下半期には、為替差損1億円程度の計上を予想しており  ます。   配当予想については、修正はありません。
配信元: 株探

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