【先週のドル/円の動向と今週の主要イベント】
![今週の主な経済イベント](/uploads/651375/normal/d0158fe09.jpg)
先週の米ドル/円は大幅続落。日本は体育の日で祝日だった8日、113.775で寄り付いた米ドル/円は、長期金利が3.26%付近まで急騰したことで株式市場が急落、さらに、東証のシステム障害やIMFが発表した世界経済見通しが下方修正されたことなどもあり、リスクオフの円買いとなり、111.835まで下落。週末にかけては、概ね112円台で推移し112.190で引けました。
なお、今週の主な経済指標は図のとおりです。
経済指標においては、15日に発表される米国の小売売上高と日本時間18日午前3時に発表されるFOMC議事録に注目です。
小売売上高は小売業や飲食店の売り上げを販売(供給)側から見た代表的な統計で、「個人消費」の動向を見る上で重要です。「個人消費」は米国の名目GDPの約7割を占めるため、マーケットにおいて小売売上高は、とても注目されています。
また、日本時間18日午前3時に発表される9月26日(日本時間9月27日)のFOMC議事録においては、政策金利の引き上げやそのペース、今後の米国の景気動向について、議論されているかどうかに注目しています。
さらに、今週はトルコの経済指標もいくつか発表されます。政治的には先週末に米国人牧師の釈放などでやや米国との関係性が改善されたような印象もありますが、米国が利上げを続けていく中で、新興国通貨が売られやすい地合いにあり、特に高いインフレ状況となっているトルコ経済は、FXを通じたトルコを投資やトルコ債に投資している国内個人投資家が多いこともあり注目しています。
また、上記以外では今日15日に議会提出期限を迎える為替報告書にも注目です。
なお、今週の主な経済指標は図のとおりです。
経済指標においては、15日に発表される米国の小売売上高と日本時間18日午前3時に発表されるFOMC議事録に注目です。
小売売上高は小売業や飲食店の売り上げを販売(供給)側から見た代表的な統計で、「個人消費」の動向を見る上で重要です。「個人消費」は米国の名目GDPの約7割を占めるため、マーケットにおいて小売売上高は、とても注目されています。
また、日本時間18日午前3時に発表される9月26日(日本時間9月27日)のFOMC議事録においては、政策金利の引き上げやそのペース、今後の米国の景気動向について、議論されているかどうかに注目しています。
さらに、今週はトルコの経済指標もいくつか発表されます。政治的には先週末に米国人牧師の釈放などでやや米国との関係性が改善されたような印象もありますが、米国が利上げを続けていく中で、新興国通貨が売られやすい地合いにあり、特に高いインフレ状況となっているトルコ経済は、FXを通じたトルコを投資やトルコ債に投資している国内個人投資家が多いこともあり注目しています。
また、上記以外では今日15日に議会提出期限を迎える為替報告書にも注目です。