養命酒、今期経常を23%下方修正

配信元:株探
投稿:2018/10/10 16:00
 養命酒製造 <2540> が10月10日大引け後(16:00)に業績修正を発表。19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の11.6億円→8.9億円(前期は8.2億円)に23.3%下方修正し、増益率が39.9%増→7.4%増に縮小する見通しとなった。
 ただ、4-9月期(上期)の経常利益は従来予想の2.6億円→3.4億円(前年同期は2.4億円)に30.8%上方修正し、増益率が7.9%増→41.1%増に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)第2四半期累計期間の業績予想 国内における「養命酒」の売上が、第2四半期は前期実績を上回ったものの、昨年6月の改正酒税法の施行に伴う店頭販売価格上昇の影響が続いており、計画を下回る見込みとなりました。また、「酒類」の売上も計画を下回る見込みとなりました。以上のことから、売上高は、前回発表予想に対して490百万円減の5,170百万円となる見込みです。利益面につきましては、売上高減少の一方で、上半期に予定した広告宣伝費等の一部を下半期に使用することとしたため、営業利益は前回発表予想に対して50百万円増の160百万円、経常利益は80百万円増の340百万円、四半期純利益は50百万円増の240百万円となる見込みです。(2)通期の業績予想 第2四半期累計期間の進捗状況を踏まえ、売上高は、前回発表予想に対して730百万円減の11,300百万円となる見込みです。利益面につきましては、売上高減少と上半期に予定した広告宣伝費等の一部を下半期に使用することとしたため、営業利益は280百万円減の590百万円、経常利益は270百万円減の890百万円、当期純利益は190百万円減の620百万円となる見込みです。 「養命酒」の売上は回復傾向にあり、下半期の需要期において効率的・効果的な販売促進活動を行ってまいります。「酒類」では、「フルーツとハーブのお酒」秋冬フレーバーのコンビニエンスストアでの全国展開が決定しております。「食品」では、好調に推移している「グミ×サプリ」に加え、10月1日にコンビニエンスストアを中心に全国発売したクロモジエキス配合の「養命酒製造のど飴」の販売に注力してまいります。※上記の業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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