<動意株・1日>(大引け)=ソフトフロントHD、フュートレック、テラなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/10/01 15:08
<動意株・1日>(大引け)=ソフトフロントHD、フュートレック、テラなど  ソフトフロントホールディングス<2321.T>=後場急伸し、ストップ高。同社はきょう、人との自然な会話を実現する(AI)プラットフォーム「commubo(コミュボ)」を製品化したと発表。これが材料視されているようだ。同社は、コールセンター用パッケージ「commubo for コールセンター」と、自然AIクラウドAPI「commubo connect(コミュボ コネクト)」を製品化し、きょうから提供を開始。「commubo connect」では、テレマーケティングや企業電話受付、予約受付、教育、介護などの分野での利用を想定している。

 フュートレック<2468.T>=ストップ高。同社は音声認識システムの開発を手掛けており、業績は低迷しているもののその技術力に対する期待は大きい。前週末28日取引終了後、貨幣処理機大手のグローリー<6457.T>が同社にTOB(株式公開買い付け)を実施し、資本・業務提携することを発表。TOBは計2回実施する予定で、第1回の買い付け価格は1株569円で筆頭株主の藤木英幸氏から取得。第2回は一般株主から1株当たり770円で取得する方針で、株価はこれにサヤ寄せる展開となっている。

 テラ<2191.T>=ストップ高に買われた。同社は9月28日の取引終了後、予定している過年度の有価証券報告書の訂正報告書について、監査を行う公認会計士が決定したと発表しており、これを好感した買いが入っている。これにより、今後は過年度の有価証券報告書の訂正に関する検討および必要な訂正作業を進めるとしており、過年度の訂正有価証券報告書の提出時期については、遅くとも第2四半期報告書の提出期限である10月15日までには提出する予定としている。

 富士ソフトサービスビューロ<6188.T>=大幅反発。同社は9月28日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、10月5日付で東証ジャスダックから東証2部へ市場変更されることになったと発表しており、これを好材料視視した買いが入っている。同社は、コールセンターサービスと事務代行などのBPOサービスが事業の2本柱。19年3月期単独業績予想は、売上高110億円(前期比9.6%増)、経常利益5億5500万円(同25.4%増)を見込んでいる。

 旭有機材<4216.T>=大幅続伸で、1997年以来約21年ぶりの高値圏に浮上した。同社は樹脂バルブで断トツのシェアを誇るが、自動車向けや半導体向けが好調。特に「半導体製造装置向け中心に引き合い旺盛で生産が間に合わない状況が続いている」(国内中堅証券情報部)という。会社側では19年3月期営業利益について期初予想の35億円から39億円に上方修正しているが、市場では「再増額で44億円前後まで上振れする可能性が高い」(同)との見方を示しており、株価も好業績を改めて評価する動きをみせている。

 ビリングシステム<3623.T>=急反発。同社はきょう、大阪府の各種税金の納付手段として、自社提供しているスマートフォン決済アプリ「PayB」を提供し、取り扱いが開始されたと発表。これが株価を刺激しているようだ。「PayB」の払い込み決済機能は、コンビニエンスストアなどでの支払いで利用される払込票のバーコードを、スマホのカメラ機能で読み取り、登録した銀行口座から即時に支払いができるサービス。都道府県への提供は宮崎県、滋賀県に次ぎ3例目となる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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