【先週のドル/円の動向と今週の主要イベント】
![今週の主な経済イベント](/uploads/650571/normal/833d42842.jpg)
米ドル/円は続伸。112.545で寄り付いた米ドル/円は、日米通商交渉の行方が気になる中で、米国の強い経済に加えて米国の利上げもあり、ドルが買われる展開となりました。
なお、今週の主な経済指標は以下のとおりです。
今週は1日のISM製造業景気指数、3日のISM非製造業景気指数、5日の米雇用統計に注目が集まります。ISM製造業景気指数は毎月第1営業日に発表され、製造業の購買担当者によるサーベイになります。景気の良し悪しを分ける50を超えていれば好況、下回っていれば不況となりますが、先月は61.3と14年ぶりの高水準となっており、今回の予想は60.3と前月から低下はしているものの、マーケットは比較的強い米経済を予想しています。ISM非製造業は、毎月第3営業日に発表され、こちらも先月は50を上回る58.5と強い結果でした。雇用統計は当月の12日を含む週の3週間後の金曜日に発表されるため、通常は翌月第1金曜日に発表されます。失業率は3.8%、非農業部門雇用者数は前月比18.8万人増が予想されており、市場予想の平均値から±1標準偏差が16.6万人増から20.4万人増までとなるため、この範囲を超える場合は、サプライズとなる可能性が高いと思われます。
また、3日にはトルコのインフレ指数が発表されますが、前年比21.5%と予想されており、これを大きく上回る場合、再度、トルコ安に繋がる可能性があるため、注意が必要です。
なお、今週の主な経済指標は以下のとおりです。
今週は1日のISM製造業景気指数、3日のISM非製造業景気指数、5日の米雇用統計に注目が集まります。ISM製造業景気指数は毎月第1営業日に発表され、製造業の購買担当者によるサーベイになります。景気の良し悪しを分ける50を超えていれば好況、下回っていれば不況となりますが、先月は61.3と14年ぶりの高水準となっており、今回の予想は60.3と前月から低下はしているものの、マーケットは比較的強い米経済を予想しています。ISM非製造業は、毎月第3営業日に発表され、こちらも先月は50を上回る58.5と強い結果でした。雇用統計は当月の12日を含む週の3週間後の金曜日に発表されるため、通常は翌月第1金曜日に発表されます。失業率は3.8%、非農業部門雇用者数は前月比18.8万人増が予想されており、市場予想の平均値から±1標準偏差が16.6万人増から20.4万人増までとなるため、この範囲を超える場合は、サプライズとなる可能性が高いと思われます。
また、3日にはトルコのインフレ指数が発表されますが、前年比21.5%と予想されており、これを大きく上回る場合、再度、トルコ安に繋がる可能性があるため、注意が必要です。