アジアパイルが一時１３%安と急落、公募増資による希薄化を懸念

　アジアパイルホールディングス<5288.T>が７日ぶりに急反落。株価は一時、前週末に比べ１３．６%安に売られた。２８日の取引終了後、公募増資の実施を発表しており、１株当たり利益の希薄化を懸念する売りが膨らんだ。３４７万９０００株の公募増資と上限５２万１０００株のオーバーアロットによる売り出しを実施する。調達資金は約３０億２７９０万円でベトナム連結子会社への投融資や国内連結子会社のジャパンパイルによる設備投資などに充てる。発行済み株式数は最大で約１０％増加する見込み。発行価格決定日は９日から１２日のいずれかの日に決定する。

出所：minkabuPRESS