富士急、上期最終を一転29%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2018/09/28 16:30
 富士急行 <9010> が9月28日大引け後(16:30)に業績修正を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益を従来予想の27億円→18.4億円(前年同期は26億円)に31.9%下方修正し、一転して29.4%減益見通しとなった。
 なお、通期の最終利益は従来予想の28億円(前期は26.5億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  平成31年3月期第2四半期において、投資有価証券評価損の特別損失計上を踏まえ、第2四半期(累計)の連結業績予想数値を修正いたします。 ・特別損失(投資有価証券評価損)の計上について   「その他有価証券」に区分される保有有価証券のうち、時価が著しく下落し、その回復があると認められないもの  について、平成31年3月期第2四半期において減損処理による投資有価証券評価損を特別損失として計上する  必要が生じました。   なお、四半期末における投資有価証券の減損処理につきましては、洗替え方式を採用しているため、平成31年  3月期の期中または期末の時価により特別損失計上額が変動する場合、もしくは計上しない場合があります。  (1)平成31年3月期第2四半期における投資有価証券評価損  1,406百万円(連結・個別)     ※四半期における有価証券の評価方法は、洗替え方式を採用しております。     ※当社の決算期末は、3月31日です。  (2)銘柄  スルガ銀行株式会社     ※取引関係の開拓・維持・強化のため長期にわたり保有している当該株式については、平成13年3月期      に退職給付会計導入に伴う積立不足額を解消し将来の退職給付に備えるため、保有する株式を拠出し      て退職給付信託を設定いたしましたが、その後退職給付債務に対して退職給付信託財産が大幅な積      立超過の状況となりその状態が継続することが見込まれたため、平成28年3月期に退職給付信託の一      部を解約し時価により返還を受けたものです。 平成31年3月期通期の業績予想(連結)につきましては、業績予想の修正が必要と判断される場合には改めて適時開示を行います。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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