今夜の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

今夜の注目材料は

東京市場のドル/円は、111円台前半を中心とした値動きで上値の重い展開。未明に北海道で起きた地震や世界的な貿易摩擦への懸念などから111.10円台まで弱含む場面もありました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

9/6(木)
16:30　スウェーデン中銀政策金利発表
18:00☆南ア4-6月期経常収支
20:45　ラウテンシュレーガーECB理事、講演
21:15☆米8月ADP全国雇用者数
21:30　カナダ7月住宅建設許可件数
21:30☆米新規失業保険申請件数
22:45　米8月サービス業PMI(改定値)
23:00☆米8月ISM非製造業景況指数
23:00　米7月製造業新規受注
23:00　ウィリアムズ米NY連銀総裁、講演
24:00　EIA週間原油在庫統計
※☆は特に注目の材料

ドル/円は、111円台で方向感を欠く展開が続いています。貿易摩擦問題や新興国問題がドル/円の決め手になりにくい中、ADP全国雇用者数やISM非製造業景況指数などの米重要統計で相場の関心を米国のファンダメンタルズに引き戻せるかといったところでしょう。明日の米8月雇用統計に向けた動き出しを期待したいところです。