週末の雇用統計に注目
先週は、FAFTA(北米自由貿易協定)合意が近いとの期待感や米GDP(改定値)が情報修正されたことからリスク選好の展開になり、一時111.83円まで上昇しました。
しかし、トルコやアルゼンチンと言った新興国の通貨安や中国との貿易戦争が激化するとの見方で再び、下落する展開となりました。
■今週は5日に米国や中国の貿易赤字が発表されることから、為替操作に関することで再び警戒感が台頭するとみています。
更に中国に対しては第三弾の追加関税が発動することで、中国からも報復関税が出るとの噂も相場を重くさせる材料になるとみています。いずれにしてもこの貿易問題は泥沼かつ長期化する恐れがあるので警戒はしたいです。
■更に警戒したいのが、追加利上げを行うFRBに対する不満爆発発言のトランプ大統領の動きです。
この秋の中間選挙を迎えるにあたって、この米ドルは確実に安くしたいはずです。トランプ大統領が就任してからは安くなっているものの、前オバマ政権のときから比べれば高い状態です。
各メディアでも言われている「ドル売り介入」も可能性は小さいものの一応の警戒は必要です。
何しろトランプ大統領が言い出したら何でもやるのがトランプ大統領だけに、このあたりも警戒したいです。
■イベントとしては週末の雇用統計に注目です。
特に平均時給に注目したいです。先月の数値が+0.3%だっただけに期待感があります。予想は+0.2%になっていますが、これを上回る事ができれば高値を目指して買いが入る可能性もあります。
■最後にドル円のテクニカルです。
週末は3連休前の調整があり、110円ミドルから持ち直すことができたものの、木曜日の大陰線がその前日の大陽線を被せているので、やはり112円の重さを感じます。
また、移動平均50日線を割り込んでいることもあり、油断は出来ないチャートです。
となると111円後半レベルでは戻り売りのレベルとなりそうです。
しかし、トルコやアルゼンチンと言った新興国の通貨安や中国との貿易戦争が激化するとの見方で再び、下落する展開となりました。
■今週は5日に米国や中国の貿易赤字が発表されることから、為替操作に関することで再び警戒感が台頭するとみています。
更に中国に対しては第三弾の追加関税が発動することで、中国からも報復関税が出るとの噂も相場を重くさせる材料になるとみています。いずれにしてもこの貿易問題は泥沼かつ長期化する恐れがあるので警戒はしたいです。
■更に警戒したいのが、追加利上げを行うFRBに対する不満爆発発言のトランプ大統領の動きです。
この秋の中間選挙を迎えるにあたって、この米ドルは確実に安くしたいはずです。トランプ大統領が就任してからは安くなっているものの、前オバマ政権のときから比べれば高い状態です。
各メディアでも言われている「ドル売り介入」も可能性は小さいものの一応の警戒は必要です。
何しろトランプ大統領が言い出したら何でもやるのがトランプ大統領だけに、このあたりも警戒したいです。
■イベントとしては週末の雇用統計に注目です。
特に平均時給に注目したいです。先月の数値が+0.3%だっただけに期待感があります。予想は+0.2%になっていますが、これを上回る事ができれば高値を目指して買いが入る可能性もあります。
■最後にドル円のテクニカルです。
週末は3連休前の調整があり、110円ミドルから持ち直すことができたものの、木曜日の大陰線がその前日の大陽線を被せているので、やはり112円の重さを感じます。
また、移動平均50日線を割り込んでいることもあり、油断は出来ないチャートです。
となると111円後半レベルでは戻り売りのレベルとなりそうです。