<動意株・3日>(大引け)=アトラエ、リミックスポイント、インターワークスなど
アトラエ<6194.T>=後場一段高で3日続伸。同社は転職者向け求人サイトを運営するが、特にIT系企業に強い。機能やコンテンツを拡充した成功報酬型求人メディア「Green」が業績に貢献している。また、同社の武器となっているのがビジネスマッチングアプリ「yenta」で、人工知能(AI)やビッグデータ解析技術を活用した求職者と企業のマッチング技術で他社との差別化を図っている。18年9月期営業利益は前期比19%増の6億6500万円を見込んでいる。機関投資家の買いニーズも強く、直近では8月30日付で投資運用会社のBNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパンが、投資一任契約などで同社株の保有比率を7.44%から8.50%に買い増していることが判明している。
リミックスポイント<3825.T>=全体悪地合いのなか上値指向。前週末は目先筋の利益確定売りに押し目を形成したが、8月16日の安値874円を底値に一貫した戻り足を形成している。2016年に仮想通貨事業に進出し子会社を通じてビットコインなど仮想通貨サービスを展開している。仮想通貨業界はコインチェックの巨額流出事件で逆風が強いが、同社はサッカー選手の本田圭佑氏を仮想通貨交換所のイメージキャラクターに採用し話題性を提供するなど前向きで、口座数拡大が続くなかで見直し買いが流入している。出来高流動性は東証2部銘柄のなかでも異彩を放ち、東証1部市場変更に向けた思惑も漂う。
インターワークス<6032.T>=後場上げ幅を拡大。同社が午後0時30分ごろ、給与即日払いサービス「Payme」を提供するフィンテク企業であるペイミー(東京都渋谷区)と業務提携を開始したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回の提携は、製造業・工場の労働現場に対して、「給与の即日払いサービス」を提供することで、同サービス導入企業の応募者増加を目指すのが狙い。製造業・工場関連に特化した日本最大級の求人情報サイト「工場ワークス」を運営するインターワークスと、さらなるテクノロジーの向上とサービス拡大を目指していたペイミーのニーズがマッチしたことで、今回の提携に至ったようだ。
日特建設<1929.T>=急騰。前週末31日取引終了後、同社に対しエーエヌホールディングス(東京都千代田区)がTOB(株式公開買い付け)を実施することを発表、連結子会社化を目指す方針で、これを手掛かり材料に投資マネーが流入した。TOB価格は1株780円で31日終値の658円を20%上回る水準(買い付け期間はきょうから10月17日まで)でこれにサヤ寄せする展開となっている。
桑山<7889.T>=ストップ高。同社は8月31日の取引終了後、同社の桑山征洋会長が取締役を兼務し、桑山貴洋社長が筆頭株主となっている山洋(東京都文京区)によるMBO(経営陣による買収)を発表しており、TOB価格790円にサヤ寄せする格好となっている。非上場化により迅速な意思決定と、機動的に事業を再構築できる経営体制を構築するのが狙い。買付予定数は670万3508株(下限335万1300株、上限設定なし)、買付期間は9月3日から10月17日までで、TOB成立後、桑山は所定の手続を経て上場廃止となる予定。これを受けて東京証券取引所では8月31日から、同社株式を監理銘柄(確認中)に指定している。
ディア・ライフ<3245.T>=大幅高。同社が8月31日の取引終了後、18年9月期の連結業績予想について、経常利益を23億8000万円から26億8000万円(前期比34.3%増)へ、最終利益を21億2000万円から23億5000万円(同76.8%増)へ上方修正したことが好感されている。リアルエステート事業における都市型マンションや収益不動産の売却が想定以上に順調に推移していることが要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来は24円を予定していた期末一括配当を3円増額して27円にすると発表しており、これも好材料視されている。なお、前期実績の17円に対しては10円の増配となる予定だ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:minkabuPRESS
リミックスポイント<3825.T>=全体悪地合いのなか上値指向。前週末は目先筋の利益確定売りに押し目を形成したが、8月16日の安値874円を底値に一貫した戻り足を形成している。2016年に仮想通貨事業に進出し子会社を通じてビットコインなど仮想通貨サービスを展開している。仮想通貨業界はコインチェックの巨額流出事件で逆風が強いが、同社はサッカー選手の本田圭佑氏を仮想通貨交換所のイメージキャラクターに採用し話題性を提供するなど前向きで、口座数拡大が続くなかで見直し買いが流入している。出来高流動性は東証2部銘柄のなかでも異彩を放ち、東証1部市場変更に向けた思惑も漂う。
インターワークス<6032.T>=後場上げ幅を拡大。同社が午後0時30分ごろ、給与即日払いサービス「Payme」を提供するフィンテク企業であるペイミー(東京都渋谷区)と業務提携を開始したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回の提携は、製造業・工場の労働現場に対して、「給与の即日払いサービス」を提供することで、同サービス導入企業の応募者増加を目指すのが狙い。製造業・工場関連に特化した日本最大級の求人情報サイト「工場ワークス」を運営するインターワークスと、さらなるテクノロジーの向上とサービス拡大を目指していたペイミーのニーズがマッチしたことで、今回の提携に至ったようだ。
日特建設<1929.T>=急騰。前週末31日取引終了後、同社に対しエーエヌホールディングス(東京都千代田区)がTOB(株式公開買い付け)を実施することを発表、連結子会社化を目指す方針で、これを手掛かり材料に投資マネーが流入した。TOB価格は1株780円で31日終値の658円を20%上回る水準(買い付け期間はきょうから10月17日まで)でこれにサヤ寄せする展開となっている。
桑山<7889.T>=ストップ高。同社は8月31日の取引終了後、同社の桑山征洋会長が取締役を兼務し、桑山貴洋社長が筆頭株主となっている山洋(東京都文京区)によるMBO(経営陣による買収)を発表しており、TOB価格790円にサヤ寄せする格好となっている。非上場化により迅速な意思決定と、機動的に事業を再構築できる経営体制を構築するのが狙い。買付予定数は670万3508株(下限335万1300株、上限設定なし)、買付期間は9月3日から10月17日までで、TOB成立後、桑山は所定の手続を経て上場廃止となる予定。これを受けて東京証券取引所では8月31日から、同社株式を監理銘柄(確認中)に指定している。
ディア・ライフ<3245.T>=大幅高。同社が8月31日の取引終了後、18年9月期の連結業績予想について、経常利益を23億8000万円から26億8000万円(前期比34.3%増)へ、最終利益を21億2000万円から23億5000万円(同76.8%増)へ上方修正したことが好感されている。リアルエステート事業における都市型マンションや収益不動産の売却が想定以上に順調に推移していることが要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来は24円を予定していた期末一括配当を3円増額して27円にすると発表しており、これも好材料視されている。なお、前期実績の17円に対しては10円の増配となる予定だ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:minkabuPRESS
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