<動意株・3日>(前引け)=日特建設、桑山、ディア・ライフ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/09/03 11:37
<動意株・3日>(前引け)=日特建設、桑山、ディア・ライフ  日特建設<1929.T>=急騰。前週末31日取引終了後、同社に対しエーエヌホールディングス(東京都千代田区)がTOB(株式公開買い付け)を実施することを発表、連結子会社化を目指す方針で、これを手掛かり材料に投資マネーが流入した。TOB価格は1株780円で31日終値の658円を20%上回る水準(買い付け期間はきょうから10月17日まで)でこれにサヤ寄せする展開となっている。

 桑山<7889.T>=ストップ高の705円水準でカイ気配。同社は8月31日の取引終了後、同社の桑山征洋会長が取締役を兼務し、桑山貴洋社長が筆頭株主となっている山洋(東京都文京区)によるMBO(経営陣による買収)を発表しており、TOB価格790円にサヤ寄せする格好となっている。非上場化により迅速な意思決定と、機動的に事業を再構築できる経営体制を構築するのが狙い。買付予定数は670万3508株(下限335万1300株、上限設定なし)、買付期間は9月3日から10月17日までで、TOB成立後、桑山は所定の手続を経て上場廃止となる予定。これを受けて東京証券取引所では8月31日から、同社株式を監理銘柄(確認中)に指定している。

 ディア・ライフ<3245.T>=大幅高。同社が8月31日の取引終了後、18年9月期の連結業績予想について、経常利益を23億8000万円から26億8000万円(前期比34.3%増)へ、最終利益を21億2000万円から23億5000万円(同76.8%増)へ上方修正したことが好感されている。リアルエステート事業における都市型マンションや収益不動産の売却が想定以上に順調に推移していることが要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来は24円を予定していた期末一括配当を3円増額して27円にすると発表しており、これも好材料視されている。なお、前期実績の17円に対しては10円の増配となる予定だ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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