イーグランド、今期経常を一転40％減益に下方修正

　イーグランド <3294> が8月27日大引け後(18:00)に業績修正を発表。19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の12.4億円→7.1億円(前期は11.9億円)に42.6％下方修正し、一転して40.0％減益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の経常利益も従来予想の5.9億円→1.9億円(前年同期は6.3億円)に68.0％下方修正し、減益率が6.2％減→69.9％減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　公益財団法人東日本不動産流通機構（東日本レインズ）によると、首都圏中古マンションは長期間にわたり物件価格の上昇が続いておりますが、その一方で成約件数は３ヵ月連続して前年同月割れする等、その需要には頭打ちの傾向が見られております。　当第２四半期累計期間につきましては、このような環境の下で販売件数が伸び悩んだため、長期保有物件を中心に販売価格を見直し、販売強化を図ってまいりました。その結果、販売件数は持ち直しが見込まれるものの、売上総利益率が悪化したため、売上高及び各段階利益は当初の予想を大きく下回ることとなりました。　また、下期は販売活動の強化を継続し、在庫入替をすすめることによって早期の利益率改善が見込まれますが、第２四半期までの販売不振の影響は大きく、通期の業績予想は当初予想を下回る見込みとなりました。　以上の理由により、誠に遺憾ながら、平成30年５月10日に公表いたしました平成31年３月期の第２四半期累計期間及び通期の業績予想を修正させていただきます。　なお、平成31年３月期配当予想については、経営環境等を総合的に判断した結果、平成30年５月10日公表（１株当たり38.0円）から修正はございません。※上記業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成しております。そのため、実際の業績は上記の予　 想とは異なる場合があります。