BitMEXが一時オフライン、ビットコイン価格急伸の要因か【フィスコ・ビットコインニュース】

配信元:フィスコ
投稿:2018/08/23 05:17
 仮想通貨ビットコインは22日、一時短時間に6440ドル(71.5万円相当)近辺から6871ドル(76.2万円相当)まで急伸し、2週間ぶりの高値を更新した。しかし、取引高は低調で、上昇基調を保つのは困難との見方が強い。

急伸した理由のひとつとして、仮想通貨取引所のBitMEXがメインテナンスのため、一時的に回線が不通となり、売り持ちポジションが手仕舞われた一方で、大口の売りオーダーが出せなかったことが理由と一部で報じられた。メインテナンスは19日に通知されたという。この時間を利用し、価格が操作された可能性も指摘されている。

BitMEXは声明の中で、Ddos攻撃で回線が不通になったと発表している。BitMEXは最大100倍の高いレバレッジでの取引が可能であるほか、手数料も安く、世界で最も人気のある派生商品取引所。1日に数十億ドルの取引を扱っており、市場でのシェアは40%にのぼる。BitMEXのデータによると、売りオーダーが過去最大規模に膨れ上がっているという。

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配信元: フィスコ