サン電子<6736>は10日、2019年3月期第1四半期(18年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.0%減の56.93億円、営業損失が2.71億円(前年同期は3.65億円の損失)、経常損失が2.50億円(同3.92億円の損失)となったが、特別利益として事業譲渡益7.02億円を計上したことで親会社株主に帰属する四半期純利益は3.24億円(同4.23億円の損失)となった。
モバイルデータソリューション事業の売上高は前年同期比45.9%増の42.94億円、セグメント利益は3.00億円(前年同期は4.50億円の損失)と大幅な増収・黒字転換となった。モバイルライフサイクル事業が前年同期を下回ったものの、今後の成長性が期待されるデジタル・インテリジェンス事業については、モバイルフォレンジック機器及び関連サービスが好調に推移し、前年同期を大きく上回ったため、大幅増収となった。セグメント利益は、販売人件費や研究開発費が増加したものの、増収の効果により黒字に転換した。
エンターテインメント関連事業の売上高は同70.3%減の10.63億円、セグメント損失は1.40億円(同5.58億円の利益)だった。前年同期で好調だった遊技機メーカー向けの遊技機部品の販売が減少したことに加えて、パチンコホール向けの設備機器の販売も業界環境が厳しく減収となったため、セグメント損失となった。
新規IT関連事業の売上高は同21.6%減の2.34億円、セグメント損失は1.95億円(同2.07億円の損失)となった。
2019年3月期通期の連結業績予想については、レンジで開示している。売上高が前期比6.8%減~3.0%減の245.00億円~255.00億円、営業損失が11.00億円~2.00億円、経常損失が13.00億円~4.00億円、親会社株主に帰属する当期純損益が、6.50億円の損失~2.50億円の利益とする期初計画を据え置いている。
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モバイルデータソリューション事業の売上高は前年同期比45.9%増の42.94億円、セグメント利益は3.00億円(前年同期は4.50億円の損失)と大幅な増収・黒字転換となった。モバイルライフサイクル事業が前年同期を下回ったものの、今後の成長性が期待されるデジタル・インテリジェンス事業については、モバイルフォレンジック機器及び関連サービスが好調に推移し、前年同期を大きく上回ったため、大幅増収となった。セグメント利益は、販売人件費や研究開発費が増加したものの、増収の効果により黒字に転換した。
エンターテインメント関連事業の売上高は同70.3%減の10.63億円、セグメント損失は1.40億円(同5.58億円の利益)だった。前年同期で好調だった遊技機メーカー向けの遊技機部品の販売が減少したことに加えて、パチンコホール向けの設備機器の販売も業界環境が厳しく減収となったため、セグメント損失となった。
新規IT関連事業の売上高は同21.6%減の2.34億円、セグメント損失は1.95億円(同2.07億円の損失)となった。
2019年3月期通期の連結業績予想については、レンジで開示している。売上高が前期比6.8%減~3.0%減の245.00億円~255.00億円、営業損失が11.00億円~2.00億円、経常損失が13.00億円~4.00億円、親会社株主に帰属する当期純損益が、6.50億円の損失~2.50億円の利益とする期初計画を据え置いている。
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