ブイキューブ<3681>は13日、2018年12月期第2四半期(2018年1月-6月)連結業績を発表した。売上高で前年同期比11.1%増の34.08億円、営業利益1.07億円(前年同期4.27億円の損失)、経常利益0.31億円(同4.20億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失0.56億円(同8.37億円の損失)と、前年同期比で大きく業績が改善した。
売上高は、「クラウド」型を中心とした「V-CUBE」各サービスの提供を積極的に推進してきたことや、オンプレミスやアプライアンスの大口案件を取り込むことで、前年同期比で2ケタ増収となった。
費用面では、「オンプレミス」型、「アプライアンス」型サービス売上の増加に伴い、仕入原価が増加したものの、2017年12月期に行った構造改革の効果により、ソフトウェア償却費、販売費及び一般管理費は前年同期比で約20%減少した。事業投資や開発投資の採算性を見直してきた成果が現れており、営業利益は前年同期比で大幅改善し、前年同期の営業損失から、黒字転換した。
2018年12月期通期については、売上高が前期比6.5%増の71.01億円、営業利益3.87億円、経常利益3.47億円、当期純利益1.58億円とする業績予想を据え置いている。
業績面で営業利益の確保が定着してきており、通期ではフリーキャッシュフローの黒字化も目指している。借入金の返済も進め、財務体質の改善を図っている。また、事業環境に合わせた戦略の変化に応じられるよう管理会計の再構築を推進している。コーポレートガバナンス改革を深化させるため、7月には「指名・報酬諮問委員会」の設置を決定している。
2020年には売上高80億円、上場来最高の営業利益率(11%以上)を目指しており、2019年以降の本格的な成長路線に向けた準備を着実に進めていることが伺える。今後の動向にも注目が集まるだろう。
<SF>
売上高は、「クラウド」型を中心とした「V-CUBE」各サービスの提供を積極的に推進してきたことや、オンプレミスやアプライアンスの大口案件を取り込むことで、前年同期比で2ケタ増収となった。
費用面では、「オンプレミス」型、「アプライアンス」型サービス売上の増加に伴い、仕入原価が増加したものの、2017年12月期に行った構造改革の効果により、ソフトウェア償却費、販売費及び一般管理費は前年同期比で約20%減少した。事業投資や開発投資の採算性を見直してきた成果が現れており、営業利益は前年同期比で大幅改善し、前年同期の営業損失から、黒字転換した。
2018年12月期通期については、売上高が前期比6.5%増の71.01億円、営業利益3.87億円、経常利益3.47億円、当期純利益1.58億円とする業績予想を据え置いている。
業績面で営業利益の確保が定着してきており、通期ではフリーキャッシュフローの黒字化も目指している。借入金の返済も進め、財務体質の改善を図っている。また、事業環境に合わせた戦略の変化に応じられるよう管理会計の再構築を推進している。コーポレートガバナンス改革を深化させるため、7月には「指名・報酬諮問委員会」の設置を決定している。
2020年には売上高80億円、上場来最高の営業利益率(11%以上)を目指しており、2019年以降の本格的な成長路線に向けた準備を着実に進めていることが伺える。今後の動向にも注目が集まるだろう。
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