エヌジェイ、今期経常を2％下方修正

　エヌジェイホールディングス <9421> [ＪＱ] が8月13日大引け後(16:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比63.8％減の5800万円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の5億2000万円→5億1000万円(前期は6億6700万円)に1.9％下方修正し、減益率が22.0％減→23.5％減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の4億円→4億6000万円(前期は5億1900万円)に15.0％上方修正し、減益率が22.9％減→11.4％減に縮小する見通しとなった。
　なお、4-9月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の6.3％→2.6％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　平成30年7月2日付「資本業務提携及び連結子会社の異動（株式の一部譲渡）に関するお知らせ」のとおり、同日付にて株式会社トーテックは当社の連結子会社から持分法適用会社となっております。そのため、当期の第２四半期連結会計期間以降は、持分法による取り込み処理となることから、前回予想と比べ、売上高、営業利益及び経常利益は、下回る見込みですが、親会社株主に帰属する当期純利益については、当期の第２四半期連結会計期間に、連結において子会社株式売却益77百万円を特別利益に計上する見込みであることから、上回る見込みです。　売上高は、11,000百万円となる見込みです。（前回予想は、12,000百万円）　営業利益は、500百万円となる見込みです。（前回予想は、520百万円）　経常利益は、510百万円となる見込みです。（前回予想は、520百万円）　親会社株主に帰属する当期純利益は、460百万円となる見込みです。（前回予想は、400百万円）　なお、平成30年7月23日付「株式会社ISAOのゲーム運営サポート事業の会社分割（吸収分割）による承継に関する基本合意書締結のお知らせ」による業績への影響については、精査中であり、今回の業績予想の修正には含まれておりません。