フルキャスト、今期経常を12％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

　フルキャストホールディングス <4848> が8月10日大引け後(15:05)に決算を発表。18年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比29.9％増の27.8億円に伸び、従来予想の23.4億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の50.8億円→57億円(前期は44億円)に12.2％上方修正し、増益率が15.3％増→29.4％増に拡大し、従来の13期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比28.9％増の29.1億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の28円→30円(前期は26円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比19.4％増の15億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の15.3％→15.5％に上昇した。

株探ニュース