ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金1049億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比27.7％減の1049億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同28.7％減の980億円だった。

　個別ではＵＢＳ　米国株 <1393> が新高値。ダイワ建設・資材上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1636> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ新興国債券 <2519> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> が7.79％高と大幅な上昇。

　一方、ＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ　クオリティ１５０上場投信 <1460> は8.35％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.91％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は3.41％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が45円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金750億6500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均967億8700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が115億8700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が28億1500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が24億3100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が13億2900万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が11億7200万円の売買代金となった。

株探ニュース