WTI70ドル回復へ向かう

このところ1ヶ月くらいのWTI原油相場は、60ドル台後半67-71ドルあたりのもみ合いが続いてるが、そろそろ上放れて70ドルを超えてきそうな予感がする。米原油在庫は5月末に比べて約2600万バレル減少、来月あたりは4億バレルを割り込みそうな勢いだ。ガソリン需要も好調で直近は987.8万バレル/dayと高水準だ。石油リグ稼働数も頭打ちとなり、タイトな状況が続きそうだ。
ここにきてOPEC関係筋の話では7月のサウジアラビア産油高が1029万バレル/dayと前月から約20万バレル減少で、増産余力があるといわれているサウジにしても急な増産は厳しいようだ。また報道のとおりイラン制裁実施で、イラン産油高も年後半はおおよそ100万バレル程度落ち込むことが予想されている。さらにマンデブ海峡、ホルムズ海峡近辺の地政学リスクも常にくすぶっおり、原油関連は押目買い方針。
ここにきてOPEC関係筋の話では7月のサウジアラビア産油高が1029万バレル/dayと前月から約20万バレル減少で、増産余力があるといわれているサウジにしても急な増産は厳しいようだ。また報道のとおりイラン制裁実施で、イラン産油高も年後半はおおよそ100万バレル程度落ち込むことが予想されている。さらにマンデブ海峡、ホルムズ海峡近辺の地政学リスクも常にくすぶっおり、原油関連は押目買い方針。