【先週のドル/円の値動きと今週の経済指標】
![【今週の経済イベント】](/uploads/646779/normal/2a7316c42.jpg)
先週の米ドル/円(TFX)は小幅反発。110.985で寄り付いた米ドル/円は、米国株の上昇や人民元に対してドルが買われたことなどにより、122.160まで上昇。
その後は、週末にかけて111円前半まで値を消す展開となり、111.240で引けました。
注目されていた日銀金融政策決定会合では、物価見通しが引き下げられ、「強力な金融緩和継続のための枠組み強化」を決定。低金利を長期化することや、長期金利の操作(YCC)については上下にある程度変動しうるものとし、ETFのTOPIX型の買い入れ割合を増やすことなどが公表されました。
また、8月1日(日本時間8月2日)のFOMCは、経済見通しやFRB議長の記者会見が無いFOMCとなるため、予想どおり金融政策に変更はありませんでしたが、声明文においてFEDが米国の景気に対し強気で見ていることが伺える内容で、米国の景気が失速することが無ければ、次回9月26日のFOMCで政策金利が引き上げられるものと思われます。
なお、先週末に発表された雇用統計については、非農業部門雇用者数が前月比15.7万人増(市場予想: 19.3万人増)、失業率が3.9%(同:3.9%)、平均時給が前月比+0.3%(同:+0.3%)で、非農業部門雇用者数は市場予想より弱いものの、過去分が上方修正されたことから、全体的には強い結果と読み取れます。
今週の主な経済指標は図のとおりで、特に10日に発表される米国7月の消費者物価指数に注目しています。
米国の消費者物価指数は、昨年9月以降前年比で2%を上回り、且つ、上昇傾向となっておいます。
今回の市場予想は2.9%でこれを大きく上回るようであれば、9月だけでなく12月のFOMCの利上げの可能性も高まります。
その後は、週末にかけて111円前半まで値を消す展開となり、111.240で引けました。
注目されていた日銀金融政策決定会合では、物価見通しが引き下げられ、「強力な金融緩和継続のための枠組み強化」を決定。低金利を長期化することや、長期金利の操作(YCC)については上下にある程度変動しうるものとし、ETFのTOPIX型の買い入れ割合を増やすことなどが公表されました。
また、8月1日(日本時間8月2日)のFOMCは、経済見通しやFRB議長の記者会見が無いFOMCとなるため、予想どおり金融政策に変更はありませんでしたが、声明文においてFEDが米国の景気に対し強気で見ていることが伺える内容で、米国の景気が失速することが無ければ、次回9月26日のFOMCで政策金利が引き上げられるものと思われます。
なお、先週末に発表された雇用統計については、非農業部門雇用者数が前月比15.7万人増(市場予想: 19.3万人増)、失業率が3.9%(同:3.9%)、平均時給が前月比+0.3%(同:+0.3%)で、非農業部門雇用者数は市場予想より弱いものの、過去分が上方修正されたことから、全体的には強い結果と読み取れます。
今週の主な経済指標は図のとおりで、特に10日に発表される米国7月の消費者物価指数に注目しています。
米国の消費者物価指数は、昨年9月以降前年比で2%を上回り、且つ、上昇傾向となっておいます。
今回の市場予想は2.9%でこれを大きく上回るようであれば、9月だけでなく12月のFOMCの利上げの可能性も高まります。