【買い】パシフィック・ネット(3021)

著者:堀篤
投稿:2018/08/06 08:46

短期的に成長する期待感

パソコンなどIT機器の管理サービスを提供する企業。ここ数年は、業績低迷に苦しみ、株価も1200円から500円近辺まで下落していたが、前期、店舗の閉鎖などと法人向け事業の再構築、新規事業の展開などの選択と集中を積極的に進めた。その結果、前期、業績が息を吹き返すと、株価も1300円近くまで上昇してきた。
しかしその後、2018年5月期の決算発表で、前期比14.8倍(16百万円から2億38百万円へ)の営業利益が発表された後は、一旦、株価は材料出尽くしで800円近辺まで下落している。
しかし、今期業績について50%営業増益の会社予想が現実的だと判断されれば、株価は再び1300円近辺まで戻っても不思議はない。ITサービスにおいて、デバイスとサービスの双方をワンストップでできる企業はそれほど多くなく、人材不足の法人向けサービスが今後、短期的に成長する期待感は十分にある。
堀篤
日本マネジコ、東京スコットマネジメント代表取締役
配信元: 達人の予想

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