メガチップス、今期最終を一転赤字に下方修正

　メガチップス <6875> が8月2日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は4.1億円の赤字(前年同期は0.3億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の10億円の黒字→8億円の赤字(前期は19.4億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
　なお、4-9月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の1.2％→-1.0％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2019年3月期通期の連結業績予想につきましては、連結子会社においてMEMSタイミングデバイスの一部の特定製品の通期の需要見込みが当初より減少した一方で、ゲームソフトウェア格納用LSI（カスタムメモリ）の需要が前回想定を上回る見込みとなり、売上高を増額修正いたします。また、MEMSタイミングデバイスの需要見込みが減少したことと、それによる在庫評価の見直しにより売上原価が増加する見込みとなったこと等により、各利益を減額修正いたします。