ニホンフラッシュが急落、中国で環境対策投資相次ぎ第1四半期は営業減益

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/07/31 11:09
 ニホンフラッシュ<7820.T>が急落している。午前10時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高38億3000万円(前年同期比8.4%増)、営業利益3億6700万円(同5.8%減)、純利益2億7500万円(同17.1%減)と減益となったことが嫌気されている。

 中国政府がマンション建設における内装ドアの方針をスケルトン(内装別)からインフィル(内装付)へシフトしていることを追い風に売上高は増収となったが、中国当局による環境規制の強化で中国3工場で高性能集塵装置および塗装による排水処理装置の新設などの環境対策投資が相次いだことが利益を圧迫した。また、昨年10月に試験操業を開始した吉屋(青島)家居の創業経費の発生や減価償却費などの固定費増加も響いた。

 なお、19年3月期通期業績予想は、売上高250億円(前期比21.1%増)、営業利益37億5000万円(同18.5%増)、純利益26億2000万円(同11.7%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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